連日大盛況な『大阪・関西万博』!
大阪での開催は1970年の『大阪万博』から55年ぶり、日本での開催は2005年の『愛・地球博』から20年ぶりとなっています。
2025年10月13日閉幕ということで、まだいけていないけど行ってみたいという人もいるのではないでしょうか?
この夏10回行った経験から本音の感想をお伝えします!
◆実際どうなの? 大阪・関西万博
今となってはあまり言う人もいてませんが、開幕前は結構ネガティブキャンペーンがひどかった印象でした。
それが結局どうだったかというと土日祝はすごい人、平日でも(夏休み期間中とはいえ)かなり人がいてます。
ここから先、閉幕までもそこそこ人が多いことが予想されるのでそこは理解していった方がいいと思います。
肝心の内容はというと十分他の人にもお勧めできます!
ただ、人気すぎて全然予約がとれなかったり、長時間 (3時間以上) 並ぶパビリオンが普通にあったりなので情報収集は大事です!
何も知らずに行くと十分に楽しめない可能性大なので、事前に情報を仕入れていくか何度も行っている人に一緒に行ってもらうことをお勧めします。
私自身、夏パスという7月下旬から8月いっぱい入場可能なチケットを購入して10回行ったんですが、それでもすべてのパビリオンを制覇することはできませんでした…。
行きたいパビリオンがある人は、そのパビリオンが予約必須なのか、並べば入れるのかは理解しておかないとせっかく行っても入れないことになるので事前情報はかなり大事です!!
個人的ざっくりおすすめパビリオンですが、
- シグネチャーパビリオン
- 国内パビリオン
- 海外パビリオン
の順番です。
シグネチャーパビリオン
私は「くらげ館」の地下部分と「Better Co-Being」、「null2」のダイアログモードについては残念ながら行けなかったんですが、行けたところはよかったです。
そもそも、シグネチャーパビリオンというのはいろんな業界の著名人がプロデューサーとなって「いのち」をテーマにした展示を行っているパビリオン群のことです。
個人的には、『創聖のアクエリオン』『マクロスシリーズ』が好きなので、河森正治さんが手がけた「いのちめぐる冒険」パビリオンは行っておきたい!みたいな感じでした。
同じように作品が好きな人は特におすすめできるかなと思います。
特に『超時空シアター』のほうは河森監督っぽさがかなり伝わってくると思います。
(若干酔いやすい点は注意。わたしも最後少し酔いかけました…)
他のところも芸術的だったり、深く考えさせられたりと総じてクオリティーの高いパビリオンでした。
どこに行くか迷っているならかなりおすすめですが、基本的には予約必須 (パビリオンの一部分が自由入場になっているところもありますが) なので当日予約で頑張るのがいいのではないかなと思います。
(案外当日予約でも行けるって感じです。人数が多くなると厳しいですが…)
国内パビリオン
私は「パナソニックパビリオン」「NTTパビリオン」「TECH WORLD」については残念ながら行けなかったです。
ちなみに国内パビリオンは大屋根リングの外周部に位置する国内企業が出店しているパビリオン群のことです。
正確に言うと「TECH WORLD」は台湾パビリオンといってもいいのですが、日本は台湾を正式な国として認めていないということもあって民間企業扱いでやっているのかなという感じです。
国内パビリオンの評価がシグネチャーパビリオンより低いのは、どちらかというと子供向けのような展示が多い点で少し評価さげています。
逆に言うと子供連れならかなりおすすめです!
ただ、子供向けのコンテンツが多いとはいえ、各パビリオンかなり丁寧に作りこんでいるので大人でも十分楽しめるとは思います。
説明についても全年齢わかりやすく書いているという事でもあるので、決して悪いわけではないということは声を大にして言っておきたいです。
「モンハン」とか「ガンダム」については、ファンとまでは言えない私でもすごいなと思ったので、好きな人はより楽しめるんじゃないかなと思います。
個人的におすすめなのは、「大阪ヘルスケアパビリオン」です。
ただ、大阪ヘルスケアパビリオンは複数のコースがあってその中でもリボーン体験というのが良かったです。
(予約必須で人気のためなかなか行くのは難しいですが、人生ゲームなしの方ならまだとりやすいかもです)
海外パビリオン
海外パビリオンは数も多いだけあってほんとにピンキリです。
個人的な意見ですが、待ち時間1時間くらいのパビリオンはいっぱいあるので仕方ないかなという感じですが、待ち時間が3時間を超えてくると待つほどの価値があるパビリオンはなかったなという感じです。 (異論は認めます。)
もちろん、興味があって行きたいパビリオンがあるなら並ぶといいですが…。
万博のテーマもあってか、AI活用、IT、エネルギー、食糧問題、医療、宇宙開発みたいなテーマを掲げているパビリオンが多い印象でした。
そのテーマだとそんなに独自性を出せなくて似たような印象のパビリオンが多くなってしまっているなという印象でした。
6か国見きれないところはありましたが、見たところでも半分ぐらいはどんなパビリオンだったかパッと思い出せないですね…。
あと個人的に辟易したのがAI使い過ぎ問題。
映像を観賞するタイプのパビリオンも結構あるのですがその映像がAIで作ったの多かった印象。
そういうのが目についてしまうので印象に残っていると言われたらそれまでですが…。
未来のイメージを作っているならまだわかるんですが、普通の街中の映像とか、自然の映像とかがAIで作ったやつだと何を見せられているんだろうというふうにしかならなかったですね…。
もちろんクオリティーの高いちゃんとしているパビリオンもありますけどね。
正直、海外パビリオンはどれがおすすめとかも特にないです。
海外に興味があってぜひ行きたいパビリオンがあるとかなら並んでもいいと思います。
ただ、できるだけ早い時間に入場して並ぶことをお勧めします。
長いところだと6時間の待ち列とかあるので…。
特に複数人で行く場合はトイレだったり、コンビニに行ったり、場合によっては他のパビリオンを見てくることもできますが、1人の場合はそういうことはかなり難しいので覚悟して並んでください。
◆まとめ
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
特に海外パビリオンについてはいろいろ言っていますが、行く価値は十分あると思います。
自国開催の万博なんてこの先いつあるかわからないですし迷っているくらいなら行ってみてはどうでしょうか?
ただ、この記事執筆時(9月6日時点)でもすべての日が9時、10時満員になっているので行きたい人は今すぐにでもチケット購入して入場日の予約をしたほうがいいですよ。
記事を読んでわかりにくいところとか、疑問なところがあればコメントください。
できる限りお答えさせていただきます。
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